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(1) こんやくづくり指南

あえて「指南」とさせてもらいましょう。あれこれ試してずいぶんと失敗もしたたけど、まあ最近では滅多に失敗もなく自信作が仕上がっていますから。
ところで、何故わざわざ手作りなのか?
実母の郷里・福島から祖母特性の生いもこんにゃくをおくってもらい食べ続けていたせいで、市販品のプラスチック風こんにゃくが、どうもだめ。で、生芋は入手しにくいため、乾燥した粉末を仕入れて自分で作っている次第。まあ、生芋で本格派のこんにゃくなんかも市販されていますが、「こんにゃくを作っている」というと、けっこう驚かれて、それなりに楽しい。一工夫で変わったこんにゃくもできる。
生芋でつくる場合は3種類の方法がありますが、いずれいい生芋が入手できたら、一番簡単で手がかゆくならない方法を紹介します。

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道具のイラスト

<準備・材料>こんにゃく小さめ8丁分
●こんにゃく精粉40g+水酸化カルシウム5g
  (通常はセットになっています)
●70度のお湯 1400cc
●ぬるま湯 100cc(あとで用意すれば間に合う)
●鍋 分量の1.5倍以上の余裕のあるもの
●計量カップ (100cc〜1400ccがはかれるもの)
●カクハン用の耐熱ゴムべら(なければ穴あきレードル)
●弁当箱 700cc程度2個
夏と冬では完成までの時間にかなり差がありますが、だいたい1時間は必要です。

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作り方写真
 
作り方写真
 
作り方写真

1)ノリ(状)にする
70度のお湯に分量のこんにゃく粉をいれて、ユルユルとノリ状になるまでかき混ぜ十分な状態になったら人肌にさめるまで放置。
夏場は30分、冬場は20分程度。辛子、青のりなどはここでませる。

  2)カルシウムをまぜる
ぬるま湯で溶いたカルシウムを混ぜて手早くまぜるが、空気が入らないようにヘラは鍋底につけたままにするとよい。
  3)分離してもあせらず
まぜる経過でいったんキョロっとして「あ!失敗!」という感じになるが、あせらず続けてかき混ぜるとザラザラしてはいるが、ネバリが出てくる。
作り方写真   作り方写真   作り方写真

4)まとめる
いい混ぜ加減になったらゴムべらでよくまとめて一気にカタにいれる。

  5)カタにいれる 湯を沸かす
弁当箱の内側にさっと水をかけ流した後、混ぜたこんにゃくをいれ、上からそっとたたいて形を整え、2箱つくり、10分くらい放置する。混ぜあわせに使った鍋の半分程度に湯をわかし始める。
 

6)取り出して切る
湯が沸く頃合いを見計らって カタから取り出して切る。出しにくい時は弁当箱のハシに水をそっとかけてこんにゃくが浮かびあがるようにしてだし、包丁で切る。

作り方写真   作り方写真    

7)ゆで固めてあく抜き
沸騰少し前の弱火の状態でこんにゃくを入れ、約15分ゆでる(MEMO参照)。
※鍋は汚れたまま湯をわかし茹でながら菜箸などでこそいでキレイにすると洗いがラク。

  8)冷やしてあく抜き
さましながらあく抜きできるよう、何回か水をかえてよくさましたら冷蔵庫に保管。毎日水をかえれば1週間程度は刺身もOK。
   

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MEMO
 

●材料
福島、山形、群馬などの名産地では土産物店やJAで通販していることもあります。私は親戚と共同で福島のJAから大量に購入しています。参考リンク→JA全農福島
商品はネット掲載されていないようですのでお問い合わせください。どうしても手に入らない方はメールください。

 

MEMO
 

●道具
こんにゃくを作ったあとの洗いはけっこう大変。1つの鍋で混ぜる・さます・ゆでるを全部まかなう。ゴムべらで混ぜたり、整形すれば後かたづけもカンタン。

 

MEMO
 

●分量と温度
粉と水量は洋菓子のごとく、ぴっちり計ってください。水分が多いと型抜きできずにどろどろしてしまうので、成形は茹でる直前に手でコロッケのようにまとめるとよい。逆に堅くなってしまった場合は茹で時間を少し短くし、水に浮かすようたっぷりな状態にして保管する。
温度についても可能な限りは厳守して欲しいですが、70度は飲むとヌルイが手を入れると熱い!という程度の確認でも大丈夫。

 

MEMO
 

●ゆでる火加減
これが意外に善し悪しをきめる。強火では柔らかめのこんにゃくには スがはいり変形してグジャっとしてしまう。あんまり弱火でもきちんと火が通らず固まらない。で、形がしっかりする最初5分はトロ火で、以降かろうじて沸騰する程度の火加減にするのが綺麗に仕上げるコツ。

 

MEMO
 

●応用
青のり、一味唐辛子、ゴマなどの混ぜモノはノリをつくる時にいれる。酸のつよいものは化学変化を起こし色が沈み、おかしなことになる。しそや梅など挑戦したけど赤しそは黒に、梅も黄土色のようになり味もヘン。完成後に漬け込む方がおいしいし、色もきれい。

 



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